2021-06-03 第204回国会 参議院 環境委員会 第14号
今回御指摘のプラスチックを活用した被覆肥料でございますけれども、これ、徐々に肥料成分が溶け出すという性質を持ってございますので、春に基肥と一緒に投入するということで、夏場の暑い時期に実際には追肥が必要になる、これ非常に作業が大変でございます、こういった作業が不要になって省力化できるということ。
今回御指摘のプラスチックを活用した被覆肥料でございますけれども、これ、徐々に肥料成分が溶け出すという性質を持ってございますので、春に基肥と一緒に投入するということで、夏場の暑い時期に実際には追肥が必要になる、これ非常に作業が大変でございます、こういった作業が不要になって省力化できるということ。
それから、作物の生育に応じまして肥料成分が溶け出していくという機能があるため施肥量を減らすことができると、肥料を減らすことができるということで、温室効果ガスである一酸化二窒素の排出削減、あるいは地下水の汚染防止に有効な技術であります。 一方で、御指摘のとおり、使用後の被膜殻が圃場から流出することで海洋汚染等の要因となることが指摘をされているところでございます。
特に、化学肥料を使用しない有機農業にとりましては、堆肥の使用は作物へ肥料成分を供給するため大変重要なことであるというふうに考えております。 そこで、農水省におきましては、堆肥等の利用の促進を図るために、良質な堆肥の供給能力の拡大や地域の未利用資源の利用拡大に向けましての農業生産現場における堆肥等生産設備の整備への支援を行っております。
これによりまして、アミノ酸には肥料成分である窒素が含まれているということが明らかでございますので、肥料の有効性を担保した上でそれを製品化していただけるというふうに考えております。
畜産の家畜堆肥の高品質化を進めるためには、これは一つには、完熟化による品質の向上、あるいは堆肥中の肥料成分分析及びその結果の表示等が有効であり、さらに、本法案によりまして堆肥と化学肥料の配合などが認められれば、これをペレット化することにより、散布もより容易になることから、堆肥の利用がより進むものと考えております。
委員御指摘のとおり、同じ肥料成分、規格の商品でも、販売価格に大きな差が見られたというようなところがございます。 農林水産省といたしましては、こうした情報を公表することによりまして、農業者御自身のこれまでの資材調達の点検、あるいは今後の調達方法の検討に活用していただきたいというふうに考えております。
評価という面で申し上げますと、このうち化学的な性質は、窒素ですとかカリなどの肥料成分の含有量ですとか酸性度等の分析、物理的な性質は、作物の根の張り方を決定いたします土の厚さですとか緻密度等の測定により評価をされまして、これらの評価方法を生産現場でも土壌診断として一般的に用いられ、都道府県ですとかJA等でその評価の結果を土壌改善の現場指導に結び付けてございます。
今先生から御指摘があったとおり、肥料については、肥料成分が同一であるにもかかわらずJAごとに銘柄が異なっている単独銘柄が多数存在するというふうに認識をしております。
それに対応するCO2の発生の抑制ともかかわりますが、地域資源の有効化、特に地域で発生している肥料成分ですね、窒素等をいかに回収してそこで使うかというのは、私は広い意味でのエネルギーの削減だと思います。 食料輸入は、バーチャルウオーターだけではなくて、物理的には窒素の輸入ですので、日本の河川や湖沼の汚濁もそれが原因になっているわけです、よそから大量の窒素を持ち込んでいるわけですからね。
我が国が有します肥料用燐の総量の一六%に相当します燐を含んでおります未利用資源であります下水汚泥、これからの肥料成分の抽出技術の開発、実用化ということもやっていかねばらならない。
また、土壌診断などを通じて、実は我が国の場合、燐とかカリについては過剰の施肥がございました、これはやはり貴重な資源となってきているわけでありますから、こういう過剰施肥の抑制ということも大事な要素じゃないかというふうに考えておりますし、下水汚泥など国内の未利用資源から肥料成分が抽出できるということでございまして、そういう下水汚泥などから肥料としての有効利用ができる、そういう抽出、回収をするというような
また、食品循環資源の組成、成分等を調査して食品循環資源の種類ごとに得られるメタンの量や飼料成分、肥料成分の量をデータベース化する事業に今年度から着手をする予定でありまして、これにより多様な食品循環資源をどのようなリサイクルに仕向けることが適当であるか明らかになると考えているところでありまして、このデータベースを一般に公開するとともに、メタン化等の再生利用の具体的成功事例など、モデル的な事例についても
このため、農林水産省といたしましては、効率的なメタン生成技術とメタン利用発電システムの開発、家畜排せつ物を炭化処理し、その際発生する高温ガスを発電や乾燥の熱源として有効利用するシステムの開発、汚水から肥料成分としての燐酸を回収する技術の開発などを行っているところでございます。これらの技術についての開発はほぼ終了しております。
湖沼などの閉鎖系水域の汚濁、富栄養化の問題でもございますが、これにつきましては水田などからの排水に含まれます肥料成分がその要因の一つでもあるというふうに認識しております。 我が国農業の振興に当たりましては、このような環境負荷の低減に配慮することは極めて重要であるというふうに考えております。
私どもも、ただいま御指摘ございましたが、湖沼などのそういった閉鎖性水域の富栄養化と、そういうものにつきましては、水田などからの排水に含まれる肥料成分がその要因の一つであるということは認識をいたしているところでございます。
また、二つ目としましては、火山灰の土壌が多いというふうなことで、肥料成分であります燐酸の施用がこれを多くする必要があるといったような、そういう自然条件ということで、技術的な面での大変困難さが伴うわけでございまして、したがいまして、ただいま御指摘ございましたように、やはり冷害が発生するというふうな年になりますと、いもち病の発生のリスクが高まるというふうなことで、残念ながら、この農薬の使用を削減するというこの
これは廃棄物総量のおよそ六割、肥料成分に換算して年間の化学肥料使用量を大きく上回る水準である。例えば、窒素換算では化学肥料の二・六倍、つまり余っちゃいますね。あるいは、燐酸換算でも同じように二・六倍。カリ換算では一・九倍になります。 つまり、私たちは、日本は、食品リサイクル法も非常に世界でも珍しく先進的ですね。
それから、施肥技術につきましては、作物の養分の吸収パターンに応じまして、肥料成分が効率よく施肥されていくということで、全層にばらまくということではなくて、例えば側条施肥の機械等を使いまして必要なところにきちっと打ち込んでいく、そういう技術でございますとか、肥料の効果を調節するような肥効調節型の肥料がございますので、そういうものを入れていくとか。
家畜排せつ物の発生量を主要な肥料成分である窒素量に換算いたしますと七十五万トンになります。このうち、浄化処理されて河川などに放流されているものがありますし、それから堆肥化の過程で窒素が揮発する、揮散するといったものがありますので、実際に農地に還元される必要のある家畜排せつ物の窒素量というのは約五十二万トンというふうに試算をされております。
その根幹をなしておりますのは、肥料成分の保証、それから有害成分のチェックということがその内容になってまいるわけでございまして、今回取り上げました土壌改良資材の場合には、単一の成分量を把握することによって品質管理をするということになかなかなじまない物質であるということがございます。